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検察側の罪人

雫井脩介「検察側の罪人」
文庫で上下巻です

拓哉とニノで映画化されると知り、すぐに買ったもののなかなか読む暇がなくて、見に行くまでに上巻しか読めませんでした
ベテラン検事・最上毅(木村拓哉)と若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)
ある事件をめぐり対決することになる2人と、最上の家族や友人、沖野を担当する検察事務官・橘、一癖二癖もある犯罪者たちなど彼らを取り巻く人々が描かれていきます

まず犯罪者たち
個性派俳優と呼ばれる方々の癖のあるお芝居が画面に観客を引き込んでいきます
見ていて不快になるくらい嫌なやつらが出てきます

そんな彼らを取り調べて追い込んでいく沖野
それはもうすっごい迫力です
自分が調べられているかのごとくビビります
事務官役の吉高由里子も演技じゃなく本当にビビっていたんじゃないかと思うくらい
渡海先生、再びって感じでした
二宮和也は本番の声がかかるといきなりスイッチを入れるんだそうですが、「スタート」っていう声とともに二宮和也をスッと消せるんでしょうね
とにかく素晴らしい芝居です

拓哉は、歳をとりました
カッコいいの代名詞みたいな人でしたが、あきらかに老けました
でも、老けたからこそ、顔のたるみやしわが増えたからこそ、こういう役が出来るようになりました
もう、何をやってもキムタク、とは言えなくなりました
最上という役は、悪事に手を染めます
拳銃を手にオロオロし、人を殺すことにおびえ、無意味に怒鳴ったり、無理に言い訳したり
カッコ悪い役ですが、これがよいです
木村くんはこれからもっと悪役とかカッコ悪い役をどんどんやればいいと思います
もうかっこつける年齢じゃありませんから
役の幅が広がった、そんないい役をいただけたんじゃないでしょうか

映画のストーリーは、原作と照らし合わせるとちょっと違和感があります
原作に忠実に終わらせてくれたら、きっとエンディングは泣いてたと思うんです
でも、監督さんが(今回は脚本も監督さんが書いてます)何やら戦争というテーマを無理やりストーリーに入れ込んだため、本格的ミステリー感が薄れてしまいとても残念です
最上は友人の丹野の死をきっかけに崩れていくのですが、丹野の死と戦争反対みたいな変なイデオロギーを絡ませたのでいまいち最上の気持ちに共感しにくかったです
そこだけがすごくもったいない気がしました

エンディングはこれも原作通り、最上がきちんと捕まるべきでした
あやふやにしてこちらに結論を預けるのはズルい終わり方です
悪い事は悪い、だから裁かれねばならないとメッセージすべきです
罪を犯した最上と、それを助けたいがどうしたらいいのかと悩み迷う沖野
この2人がアクリル板を境に見つめあうシーン、見てみたかったな


まずはとにかく映画館でご覧ください
それから原作をお読みください
そのあともう一度映画を見たらより面白く見れると思います








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