映画、見てきました

見てきました
「彼らが本気で編む時は、」

色々な事がギュッと凝縮された良い映画でした
内容に触れるので追記に書きます

まだご覧になってない方は読まないでくださいませ












拍手とても嬉しいです
いつもありがとうございます
コメントはどなたもお気軽にどうぞ








斗真がトランスジェンダーの役をする
封切り前はこの事が主にとりあげられていた映画
確かにそうなんですが、それだけじゃありませんでした
ストーリーに出てくる4人の女性の母性
父性の不在
介護の問題
色々な偏見
ネグレクト...etc
重めの題材をギュッと詰め込みながらも、美しい映像と音楽が印象的です

トモ(小5女子)の母ヒロミはシングルマザー
好きな男が出来るとトモをマキオ(ヒロミの弟)にまかせ、どこかへ行ってしまう
家は荒れ放題、家事もしない
いわゆるネグレクト

マキオとヒロミの母サユリは認知症で介護施設にいる
夫の浮気に悩まされ続けた女性
夫への恨みを編み物をすることでひたすら抑えこんできた
ヒロミとの関係は最悪
マキオを溺愛

トモの友だちカイの母ナオミ
リンコに偏見を持ち、忌み嫌う
息子カイの気持ち(同姓が好き)を受け入れられず、寄り添えない

リンコの母フミコ
トランスジェンダーである息子をずっと理解していて、大らかというか、懐が広い女性

リンコも、トモと一緒に暮らすようになり、母性にめざめてくる
トモが可愛くてたまらないようになる
マキオの子供が産めないという負い目もあり、いっそうトモへの愛がつのっていく

母性の形はそれぞれ
ネグレクトするヒロミですら子供への愛は感じられるし、それがうまく表現できないのは実母であるサユリとの関係が良くないまま大人になってしまったからだとわかる
偏見にみちたナオミだって息子への愛ゆえ、行きすぎた行動に出るわけで
フミコに至っては、おっぱいのない事に悩む息子に毛糸でおっぱいを作ってあげてしまうくらい息子を愛しているのだ

映画を見ながらずっと、母親って何なんだと、問いかけられているようでした

リンコ自身は、トランスジェンダーであることの辛さ苦しさを「編む」とことで自分の中に閉じ込めてきて
最終的に戸籍を女性にする前に「編む」という行為を使ってさらに自身に枷をはめている
その枷はトモやマキオの協力ではずせるのだが、トモを引き取って育てたいという願いは叶わない
最後の泣くシーンではたまらなかった
ただただ切なかった

難しい問題ばかりの中、トモは最終的に母との生活を選ぶのだが、彼女は少し大人になり、きっとこれからは自分や母親としっかり向き合って強く優しく生きていけるだろうと、希望を持たせてくれるエンディングだった
だって荒れた部屋も一足先に戻った母ヒロミによってきれいに片づけられていたのだから



それにしても、編み物って楽しい行為だとばかり思っていたのに
サユリもリンコも、楽しくて編んでるわけじゃないんだよね
そこがちょっとねー

それと映画の作り方に関してひとつだけ
場面が切り替わる時、急に暗転するのがちょっといやだった
見ながら徐々に高まってくる気持ちをスパッとぶった切られるようで、しんどかったです






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